REJECT、配信コンテンツの「りじぇぽ」協賛募集中 WGRもオフラインファンミーティング開催 近づくチームとファンの距離
eスポーツチームにおいて、チーム運営に対する重要な要素はファンからの応援である。もちろんゲームが上手い事はプレイヤーを魅了するのに最適な内容ではあるが、プレイヤーの心理として「このプロ選手はどういった事を考えてプレイしているのか」という内面に対する理解が深まれば、より一層好感触を抱くようになる。もちろん適切な距離感というものはあるが、それでも遠くかけ離れているであろうスター選手が、より話を聞いてくれたり理解出来る様な存在であると、親近感が湧くというものだ。今回はそういった取り組みを行う2つのチームを紹介しよう。
REJECTの配信コンテンツに協賛のオファー
株式会社REJECT(本社:東京都港区、代表取締役:甲山翔也)は1月8日、同社が運営するeスポーツチーム「REJECT」の公式ポッドキャストシリーズ『りじぇぽ』が好評を博していることを受け、本番組をともに盛り上げる番組協賛パートナーの募集を開始したことを通知した。

今回取り上げられている「りじぇぽ(REJECT Podcasts)」は、REJECT所属ストリーマーをホストに迎え、最先端のeスポーツテーマを気軽に楽しめるラジオ形式のポッドキャストシリーズだ。月2〜3本程度の配信を予定しており、毎回レジェンドプレイヤーや話題の選手・ストリーマーをゲストに招いて、聞くことのできない舞台裏や競技の深掘りトークをお届けするという。いわゆる「知る人ぞ知る内容のトーク」というマニア心をくすぐる内容であり、公式の発表によれば「すべてのeスポーツファンが、よりeスポーツを好きになるきっかけとなる番組を目指しています。」との事だ。
収録はソニー株式会社の協力によりREJECT社内に常設されたコミュニティスペース「REJECT HUB」から、映像・音声ともに高品質な収録環境を整えているという。初回の配信は2025年11月28日に行われ、現在では第5回まで公開されている。
なお第1回のゲストは、格闘ゲーム「STREET FIGHTER」シリーズのレジェンドプレイヤーであり、STREET FIGHTER LEAGUE(以下、SFL)のREJECT所属選手であるウメハラ選手、ときど選手の2名。一時間を超える長尺番組となっており、現在全回視聴可能となっている。気になるユーザーも企業の担当者も、チェックしてみてはいかがだろうか。
White Grim Reaperが初のオフラインファンミーティング開催
eスポーツ大会の運営や選手の育成、スポンサー企業とのタイアップなどを展開するeスポーツチーム「White Grim Reaper(以下、WGR)」は1月7日、日頃から応援しているファンへの感謝を伝え、交流することを目的とした初のオフラインファンミーティング「White Grim Reaper ファンミーティング」を、2026年2月1日(日)に開催する事を告知した。

当日はAPEX LEGENDS部門とストリーマー部門のメンバーが出演し、トークショーに加え、抽選会、撮影会、物販など、会場ならではのコンテンツを実施するとしている。開催地は東京都中央区日本橋本石町4-5-5 藤ビル 地下1階、スケジュールは開場 13:30/終演予定 18:30となっている。
同チームは公式サイトで確認できる構成メンバー16名のうち、マネージャー3名、Apex Legendsプレイヤーは4名。残りの9名は何かというと、その多くがビジュアルを売りとした女性配信者というストリーマーに大きく偏ったチーム構成だ。そのため主な戦場はストリーマー達のコスプレ参加となっており、いわゆるプロeスポーツチームとしてはやや特殊なチーム運営となっている。Apex Legendsにおいても部門そのものが2025年9月22日に結成されたばかりであり、チーム公式大会の開催こそあったもののプレイヤーの人数も含め現状かなり「薄い」状況だ。
そういった中でファンの拡大と認知向上、将来的なメンバーを増やしていきたいという目的が同チームにあるものと伺える。とはいえ2025年12月24日のプレスリリースにて、選手の脱退が公表されるなど、メンバーの拡充にはなかなか厳しい風向きとなっている。今後同チームがプロeスポーツチームとして運営されていくのか、それともコスプレイベントを中核としたストリーマー系の集団としてイベントへの参加を軸としていくのか、その狭間にある中でのファンミーティングの開催は、同チームの行方を占う格好のイベントとなるだろう。
多くのチームがそれぞれのやり方でファンを獲得し、自チームの支持基盤を広げている。マーケティングの参考ともなるべき要素も多く見えるこの動きに、他社もうかうかしていられない状況だ。