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現在、VCT Masters TOKYO進出をかけて、世界各地でインターナショナルリーグが始まっています。そんなインターナショナルリーグ・パシフィックリーグに日本から参加しているのは、ZETA DIVISIONとDetonatioN FocusMe（DFM）。
DFMのValorant部門はこのパシフィックリーグ出場に伴って、大きくメンバー変更をしてきました。そこで今回はDFM Valorant部門のメンバーを詳しく紹介していきます。また、DFMとはどんなプロゲーミングチームなのかも紹介するのでぜひチェックしてみてください。
DFMはどんなプロゲーミングチーム？
DetonatioN FocusMe、通称DFMとは日本を本拠地として活動しているプロゲーミングチームです。もともとはDetonatioN Gamingとして活動しており、2022年12月12日にTEAM GAMEWITHと統合し、チーム名をDetonatioN FocusMeに改称しました。
DetonatioN FocusMeという名前をそれ以前から聞いたことがあるという人もいると思います。それはLeague of Legends部門のことでしょう。LoL部門では現在のDFMに名前を変更する前から、DFMの名前を使って活動していました。世界大会ではベスト16まで進出するなどの輝かしい戦績も持っていますね。
DFMの各タイトル部門
2023年4月現在、DFMは以下の部門があります。
- League of Legends
- Valorant
- Valorant Game Changers
- FORTNITE
- Apex Legends
- SUPER SMASH BROS
- STREET FIGHTER
- SPLATOON
- EFOOTBALL
- PUBG MOBILE
- SHADOWVERSE
- STREAMERS
DFMはValorant以外にも様々なゲームタイトルで活躍していることがわかりますね。League of Legends部門の活躍はもちろんのこと、過去にはアジアNo.1になったBattlefieldのクランBYCMが所属していたことがありました。BYCMには今や配信者として絶大な人気を誇るKUNやR6Sなどでプロ活動もしていたDustelBoxが所属していました。VlorantでもDFMの名前が世界に広まることを願いたいですね。
DFM Valorant部門メンバー
ここからはいよいよDFMのValorant部門メンバーを紹介していきます。
Suggest
SuggestはDFMでデュエリストをメインに扱うプレイヤーです。皆さん韓国のValorantチームといえばDRXと思っている人も多いのではないでしょうか。実は過去にはそのDRXが勝てなかったチームが存在していました。それがSuggestの所属していたNUTURN Gamingです。
SuggestはNUTURN GamingでVCT 2021 Masters Stage2で世界3位にもなっています。DFMでのデュエリストとしての活躍も安定感があり素晴らしいものを感じます。VCTパシフィックリーグでは初戦でPaper RexのValorant部門と戦い敗れるものの、Suggestのキル能力には驚かされましたね。
VCTパシフィックWeek2終了時点ではACSを2位のJingggに30以上の差をつけて1位、そのほかにもKDA、ADR、DMG/RNDのスタッツで1位を獲得する驚異のスコアをたたき出しました。
Reita
Reitaは日本のValorant競技シーンを初期のころから支えるメンバーです。これまでAbsolute JUPITER、ZETA DIVISION、REJECTといったチームに所属してきました。Zeta Divisionに所属していたころにはLaz、crowとともに世界大会に出場した経験もありますね。ZETA初の世界大会でラテンアメリカの強豪 KRÜ Esports相手に1マップとるものの、残念ながら予選敗退となってしまいました。
主にイニシエーターやセンチネルを使用しており、人数不利でも勝てる冷静な立ち回りとエイム力が魅力的なプレイヤーです。
xnfri
xnfriはDetonatioN FocusMeのValorant部門ではコントローラーを主に使用するプレイヤーです。もともとはNORTHEPTIONに所属しており、日本1位に輝き世界大会に出場したことも記憶に新しいですね。
NORTHEPTION時代にはデュエリストやチェンバーなどを使用していたこともあります。チェンバー使用時のヘッドハンターの正確なエイムは恐ろしいものがあります。的確に相手の頭を撃ち抜くエイムは「ゼンフリック」と呼ばれたりもしていますね。
Anthem
Anthemは現在、DFM Valorant部門でIGLを務めるプレイヤーです。実はチームでIGLを務める公式大会はVCTパシフィックリーグから。IGLを務めると撃ち合い以外にも集中しなければいけなくなり、スコアなどに出てくるパフォーマンスは落ちるといわれています。しかし、AnthemはIGLをしながらも安定したパフォーマンスを出し続けています。
今後のDetonatioN FocusMeのValorant部門の成長は間違いなくAnthemのIGLの成長にもかかってることでしょう。
Seoldam
SeoldamはDFMでデュエリストを務めるプレイヤーです。もともとはNORTHEPTIONに所属していたプレイヤーで、VCT2021 APAC LCQではあと一歩で世界大会出場というところまでたどり着き、多くのファンに夢を見せてくれたプレイヤーでもあります。当時のNORTHEPTIONのメンバーはMeiy、Astell、TENNN、Seoldam、SugarZ3roと今思うとすごいメンバーが集まっていましたね。一時期はストリーマーとして活動していたもののValorantのDFMの選手としてプロ活動を再開しました。
VCTパシフィックリーグでは再び韓国No.1ジェットと呼ばれたSeoldamの輝きが見られることを期待して待ちましょう。
takej
takejはReitaと同じくAbsolute JUPITER、ZETA DIVISION、REJECTといったチームに所属し、日本のValorant競技シーンを初期のころから支えてきたメンバーです。ZETA DIVISION時代にLaz、crowとともに世界大会に出場した際には、 KRÜ Esports相手に4人キルし、後1人でACEというところでLazがキル。「俺のACEだろがそこはボケぇ！」と誰しもが緊張するようなオフラインの国際大会でもリラックスしているような発言ということもあり話題になりましたね。
主にDFMのValorant部門ではコントローラーを使用し、チームを支えていますが、間違いなくチームのムードメーカーとしてもチームを支えていることでしょう。
DFM Valorant部門のパシフィックリーグスケジュール
最後に2023年のValorantでのDFMのVCTパシフィックリーグの対戦スケジュールを見ていきましょう。
| 日時 | 対戦相手 |
|---|---|
| 3月26日18:00～ | Paper Rex |
| 4月2日21:00～ | Gen.G Esports |
| 4月8日18:00～ | Rex Regum Qeon |
| 4月16日21:00～ | ZETA DIVISION |
| 4月23日20:00～ | Team Secret |
| 4月29日18:00～ | T1 |
| 5月8日19:00～ | DRX |
| 5月13日22:00～ | Global Esports |
| 5月16日19:00～ | Talon Esports |
時間は予定なので前後する場合があります。
まとめ
今回はDFMのValorant部門のメンバーについて紹介してきました。DFMのValorant部門のメンバーは全員がトップの環境で活躍してきた魅力的なプレイヤーでしたね。個人的には強豪相手にどれだけIGLをしながら活躍し続けられるのかAnthemに注目しています。
VCTパシフィックリーグWeek3まで3連敗してしまいましたが、常に惜しい、本当にあと一歩の戦いをし続けています。間違いなくパシフィックリーグでは戦っていける実力はあるので、DFMがVCT Masters東京に出場できるよう応援していきましょう。
