7月19日から21日、26日から28日と2週にわたり計6日間にわたって行われたAOI SAKUEA GACHINKO SERIES通称ASGS。カジュアル大会としては史上最大規模の大会で、APEXのプロ選手やストリーマー、芸能人など全40チームが参戦し、世界大会と同一のルールで最強チームを決めるという豪華な大会が行われました。
今大会は、公式戦であるALGSも驚きのスクリムの結果や大会結果をすぐに確認できるASGS Statisticsが開設されるなど、約3週間大盛り上がりを見せてくれました!今回は、そんなASGSの大会結果をそれぞれのゲームのチャンピオンと合わせて、まとめてご紹介していきます。
グループステージ
グループステージは、7月19日から21日にかけて合計36試合行われました。それぞれのチャンピオン獲得チームとキル数は、ご覧のとおりです。
AvB | チャンピオン | キル数 |
---|---|---|
GAME1 | 照れ屋の仲間達 | 7 |
GAME2 | POG | 9 |
GAME3 | H & P | 11 |
GAME4 | えでのあてと! | 8 |
GAME5 | 編成条件ギリギリ | 4 |
GAME6 | 照れ屋の仲間達 | 13 |
CvD | チャンピオン | キル数 |
---|---|---|
GAME1 | おまかせ学習 | 10 |
GAME2 | 最後の警告ですお嬢様 | 18 |
GAME3 | アルパカしか勝たん | 14 |
GAME4 | 最後の警告ですお嬢様 | 15 |
GAME5 | GROWたかフレンズ | 15 |
GAME6 | 光を齎す幻影の騎士団 | 15 |
AvD | チャンピオン | キル数 |
---|---|---|
GAME1 | 光を齎す幻影の騎士団 | 16 |
GAME2 | おまかせ学習 | 9 |
GAME3 | 転職しました | 3 |
GAME4 | H & P | 16 |
GAME5 | バトルキャットGG | 8 |
GAME6 | POG | 2 |
BvC | チャンピオン | キル数 |
---|---|---|
GAME1 | 編成条件ギリギリ | 13 |
GAME2 | 編成条件ギリギリ | 10 |
GAME3 | 【漢】 | 12 |
GAME4 | アルパカしか勝たん | 10 |
GAME5 | 編成条件ギリギリ | 13 |
GAME6 | でかぽるて | 7 |
BvD | チャンピオン | キル数 |
---|---|---|
GAME1 | 編成条件ギリギリ | 7 |
GAME2 | 両手に騎士 | 14 |
GAME3 | おまかせ学習 | 12 |
GAME4 | たこぴよ | 7 |
GAME5 | ぷぷかもな? | 10 |
GAME6 | 最後の警告ですお嬢様 | 10 |
AvC | チャンピオン | キル数 |
---|---|---|
GAME1 | POG | 10 |
GAME2 | はまちーず | 11 |
GAME3 | よいしょ!!! | 11 |
GAME4 | よいしょ!!! | 10 |
GAME5 | はまちーず | 11 |
GAME6 | アルパカしか勝たん | 13 |
総合結果はご覧のとおりです。
上位20チームがウィナーズラウンド1、下位20チームがルーザーズラウンド1へ進出します。Ftyan選手がリーダーを務めた編成条件ギリギリが221ポイントと、200ポイント越えの大台を達成し、1位となりました!2位に入ったのは、同じく競技経験者である788選手が率いる、光を齎す幻影の騎士団です。788選手はパスファインダー、スナイパーライフルを得意としている選手で、AvDでは6試合で24キル合計11644ダメージという驚異の戦績となりました。3位に入ったのはParkha選手率いるアルパカしか勝たんです。どの対戦カードでも1チャンピオンを獲得するという安定感を見せました。
ブラケットステージ
ブラケットステージは、7月26日、27日にかけて行われました。それぞれのラウンドごとに結果を確認していきたいと思います。
ルーザーズラウンド1
ルーザーズラウンド1は、グループステージ下位20チームによって行われる戦いで、10位までが次のルーザーズラウンド2へ進むことができます。
ルーザーズラウンド1 | チャンピオン | キル数 |
---|---|---|
GAME1 | 深呼吸を習慣に | 18 |
GAME2 | ここ勝てば世界大会 | 10 |
GAME3 | Rest in Ping | 8 |
GAME4 | えぇんか!? | 8 |
GAME5 | 深呼吸を習慣に | 19 |
GAME6 | 両手に花 | 16 |
ルーザーズラウンド1の総合結果はご覧のとおりです。

@e_elements_Jp
1位は2回チャンピオンを獲得した深呼吸を習慣にです。チャンピオン獲得時には、キル数も18、19とそれぞれビッグゲーム達成となり、獲得合計ポイントは驚異の120ポイント!2位に、ほぼダブルスコアをつけての首位通過となりました。2位には、yukaPEROdator選手とイブぞうさん選手の2人がチームを引っ張った両手に花が入ります。3位には、ここ勝てば世界大会が続きました。
ボーダー争いとしては、プレデター常連のあさぱん選手や、CRYLIX選手がチームを引っ張ったチームCrylixが10位26ポイントで通過となりました。一方、11位のふぁんとむ☆だいぶは24ポイントと、あと2点ほどボーダーに足らずここで敗退となりました。
ウィナーズラウンド1
ウィナーズラウンド1は、10位までのチームがFINALラウンドへ進出し、11位以下のチームはルーザーズラウンド2へ進出となります。負けてもあと一回チャンスはありますが、ここでの順位はFINALラウンドで実施されるPOIドラフトに大きく影響するため、非常に重要な戦いです。
ウィナーズラウンド1 | チャンピオン | キル数 |
---|---|---|
GAME1 | GROWたかフレンズ | 10 |
GAME2 | 編成条件ギリギリ | 11 |
GAME3 | 積み立てキルポ | 14 |
GAME4 | 最後の警告ですお嬢様 | 3 |
GAME5 | 編成条件ギリギリ | 10 |
GAME6 | 編成条件ギリギリ | 13 |
ウィナーズラウンド1の総合結果はご覧のとおりです。

@e_elements_Jp
グループステージから圧倒的な強さを見せていた編成条件ギリギリが、6試合中3試合チャンピオンを取り、ウィナーズラウンド1でもその強さを見せつけました。2位に入ったのは、GROWたかフレンズです。グループステージで4部隊からたった一人でチャンピオンを獲得し、ALGS Year4 Split1 Playoffsでも最多キルを獲得したLykq選手が、15キル11204ダメージの大活躍となりました!3位には積み立てキルポが入ります。Lemon選手のIGLに最強スナイパークランTIEのお二人とまさに鬼に金棒のようなチームで、チーム名の如く2試合目から5試合目でキルを重ねていました。
ルーザーズラウンド2
ルーザーズラウンド2は、ウィナーズラウンド1の下位10チームと、ルーザーズラウンド1の上位10チームで行われるFINALラウンド進出をかけた戦いです。こちらもウィナーズラウンド1同様、1つでも高い順位で突破するとPOIドラフトの優先順位が高くなるため、通過することだけでなく、獲得順位も重要となります。
ルーザーズラウンド2 | チャンピオン | キル数 |
---|---|---|
GAME1 | たこぴよ | 9 |
GAME2 | ここ勝てば世界大会 | 6 |
GAME3 | 肩組み4人組 | 5 |
GAME4 | 夏あっち~~!! | 19 |
GAME5 | アルパカしか勝たん | 6 |
GAME6 | アルパカしか勝たん | 7 |
ルーザーズラウンド2の総合結果はご覧のとおりです。

@e_elements_Jp
1位は、助っ人として入ったKuroton選手が27キルと大活躍した夏あっち~~!!が入りました!2位には、後半ストームポイントで2連続チャンピオンを獲得したアルパカしか勝たんが続きます。3位には、ここ勝てば世界大会が入りました。グループステージで2位となった光を齎す幻影の騎士団は、10位でFINALラウンド進出となりました。10位と同じ32ポイントですが、同点時のルールにより、えぇんか!?がわずかに及ばす11位で大会を終えました。
FINALラウンド
FINALラウンドは、ウィナーズラウンド1の1位~10位、ルーザーズラウンド2の1位から10位の順番でPOIドラフトが実施され、合計7試合行われました。
FINALラウンド | チャンピオン | キル数 |
---|---|---|
GAME1 | 両手に花 | 13 |
GAME2 | アルパカしか勝たん | 10 |
GAME3 | 光を齎す幻影の騎士団 | 8 |
GAME4 | 肩組み4人組 | 6 |
GAME5 | 照れ屋の仲間達 | 11 |
GAME6 | 最後の警告ですお嬢様 | 13 |
GAME7 | アルパカしか勝たん | 9 |
FINALラウンドの結果はご覧のようになりました。

@e_elements_Jp
GAME4でマッチポイント点灯となったアルパカしか勝たんが、見事初代チャンピオンとなりました!メンバーはParkha選手、Laiv選手、さなちやん選手で日韓混合チームでの優勝となりました。試合中はParkha選手のIGLをLaiv選手が翻訳して、さなちやん選手に伝えながら戦っていたようです。またさなちやん選手はまだ高校生という若さでこのカジュアル大会を制しました。おめでとうございます!
2位に入ったのは両手に花です。イブぞうさん選手とyukaPEROdator選手の2人がチームを引っ張り、錚々たるメンバーの中で見事2位となりました。3位にはソロ大会で優勝し、ASGS本選への切符を勝ち取った邪神照れたぁ率いる照れ屋の仲間達が入りました。
まとめ
今回は、史上最大規模で行われたASGSの大会結果をまとめてお伝えしました。大会概要に関しては、また別の記事でまとめていますので、そちらもあわせてご覧いただければと思います。他にも詳細な大会結果についてはASGS Statisticsにおいて記載されていますので、そちらを見ながら大会を再度観戦するのも面白いかもしれませんね。
6日間という長丁場ではありましたが、私たちファンとしても非常に楽しく、まるでお祭りのような2週間でした。また今後第2回の開催があれば、随時情報をお伝えしますので、ぜひチェックをお忘れなく!