2月に行われた「ALGS Year 3 Split 1 playoffs」から早1ヶ月、ついに「ALGS Year 3 Split 2 Pro League」が開幕します。APAC-NORTH地域ではスプリット2が2023年3月26日にスタート。APEXのシーズン16はクラスシステムの大幅改変や各レジェンドの調整があったため、構成や立ち回り等大きく変化が求められるシーズンとなっています。今までの環境とは異なる大会となる可能性が高く、プレイヤーの多くから関心が集まることでしょう。
この記事では、「ALGS Year 3 Split 2 Pro League Week 1」の結果とマッチごとのハイライトを中心にご紹介していきます。
「ALGS Year 3 Split 2 Pro League Week 1」の参加チームとメンバー


2023年3月26日12時より行われた「ALGS Year 3 Split 2 Pro League Week 1」はグループA対グループBの対決から始まります。本日参加するチームとメンバーは上記の通りです。
中には直前でチームメンバーが変更されているチームもあり、どのような結果となるのか全く予想ができません。「ALGS Year 3 Split 2 Pro League」のスケジュールについて知りたい方は「ALGS Year 3 Split 2 Pro Leagueが開幕!スケジュール決定」の記事も合わせてご覧ください。
「ALGS Year 3 Split 2 Pro League Week 1」の1試合目の結果


1試合目、ワールズエッジでのマッチ結果は上記の通り。初戦のチャンピオンは前回のスプリット1プレイオフで総合8位という結果を残した「FNATIC」が制しました。「FNATIC」はリングが縮小してもなお良い位置取りを守り続け、安定した立ち回りを見せました。「FNATIC」のワールズエッジでの構成はヴァルキリー、シア、バンガロール。移動、索敵、スモーク、爆撃というバランスの取れた組み合わせになっています。
1試合目はカウントダウンにて初動被りした「Riddle order」対「Mayobura」でファイトが勃発し、1VS1をゆきお選手が制すという開幕から熱い展開が繰り広げられます。エピセンターの視界の開けた場所にリングが縮小していき、カタリストやバンガロールが活躍する場面が多く見受けられました。ラストは「FC Destroy」対「FNATIC」の3VS3のファイトを「FNATIC」が勝利し、ハイドしていた「Kinotrope gaming」のラスト1人を「FNATIC」が倒してチャンピオンを獲得しました。
「ALGS Year 3 Split 2 Pro League Week 1」の2試合目の結果


2試合目、ワールズエッジでのマッチ結果は上記の通り。2試合目は、1試合目で惜しくもチャンピオンを逃した「FC destroy」が見事チャンピオンを獲得しました。初動は、またしても「Riddle order」と「Mayobura」がランドマーク被りでファイトを開始。「Riddle order」のMia.k選手が確キルを入れられてしまうもののビーコンを回収し、ゆきお選手と1tappy選手が上手く逃げ切りリスポーン。追ってきた「Mayobura」のメンバーを1tappy選手が次々となぎ倒してまさかの逆転という結果に。
「FC destroy」はクリプト、ホライゾン、バンガロールという隙の無い構成で崖の間の良い位置に陣取り、ファイトが始まった良いタイミングでホライゾンのアビリティで上昇するというホライゾンを活かした立ち回りをします。最後は、クリプトのEMPリブートとホライゾンのアビリティで先に仕掛けた「FC destroy」が「PULVREX」を倒し、チャンピオンを獲得します。
「ALGS Year 3 Split 2 Pro League Week 1」の3試合目の結果


3試合目、ワールズエッジラストのマッチ結果は上記の通りです。3試合目は「Circus」対「Jedite」で初動ファイトが勃発。素早くアーマースワップをしていた「Jedite」のGuran34選手が1VS1を制しました。
ラストは「Northeption」、「Ganbare Otousan」、「White Owl」が対決。良い位置取りをしていた「Northeption」がバンガロールのスモーク、シアウルトを展開して2チームをなぎ倒し、チャンピオンを獲得しました。
「ALGS Year 3 Split 2 Pro League Week 1」の4試合目の結果


4試合目、ストームポイントのマッチ結果は上記の通りです。4試合目は「Ganbare Otousan」と「Circus」が初動ファイトを開始し、「Ganbare Otousan」が金ノックで素早く蘇生し勝利する場面からスタートします。
終盤は「FNATIC」が素晴らしい立ち回りを見せ、次々とキルを獲得し本日2度目のチャンピオンへ。「FNATIC」のYukaF選手は本試合で最多キル、最大ダメージという素晴らしい結果を残しています。
「ALGS Year 3 Split 2 Pro League Week 1」の5試合目の結果


5試合目のマッチ結果は上記の通りです。1マッチ前も初動ファイトをしていた「Ganbare Otousan」と「Circus」の対決は今度は「Circus」が勝利します。「Riddle order」は高所の良い位置どりをキープし続け、ゆきお選手がチャーライでキル数を着々と上げていきます。
ラストは「Northeption」が土壇場でリスポーンビーコンで味方1人を蘇生後、「Riddle order」対「FENNEL」対「Northeption」という元チームメイト対決の熱い展開へ。「Riddle order」がファイトを制し、チャンピオンを獲得しました。
「Riddle order」は「ALGS Year3」のスプリット2直前にメンバー変更があったチームです。より詳しく「Riddle」について知りたい方は「Riddle orderに改名。456がApex競技活動を終了」をご覧ください。
「ALGS Year 3 Split 2 Pro League Week 1」の6試合目の結果


Week1ラストの6試合目の結果は上記の通りです。6試合目は遮蔽がほぼなく、建物1つだけの狭いリングに「FC destroy」、「REIGNITE」、「Ganbare Otousan」、「Kinotrope Gaming」が密集します。
カタリストのウルトやシアのフォーカスオブアテンションなど様々なスキルが入り乱れて戦闘がはじまる中、最後はニューキャッスルのキャッスルウォールを利用して有利状況を作った「Ganbare Otousan」が激闘を制し、チャンピオンを獲得しました。
「ALGS Year 3 Split 2 Pro League Week 1」の1~6試合の合計ポイントと順位

「ALGS Year 3 Split 2 Pro League Week 1」の1~6試合の合計ポイントと順位は上記結果の通りです。1位は「FC Destroy」、2位は「Ganbare Otousan」、3位は「Northeption」、4位は「FNATIC」、5位は「Riddle order」と続きます。まだまだ初週なのでこの先、どう順位が変動していくかも注目です。
まとめ
今回は、「ALGS Year 3 Split 2 Pro League Week 1」の試合結果とハイライトをお届けしました。やはり前回、前々回と結果を残しているチームは強く、安定してポイントを獲得しているようですが、今まで名乗りを上げていなかったチームも存在感を示しているのが見受けられます。
ワールズエッジとストームポイントでは構成の変更が見られ、それぞれのチームの戦術が光る初週となりました。初週から手に汗握る展開が多く、盛り上がる場面ばかりでした。初週を踏まえてこの後どのような展開が待ち受けているのか、Week2も楽しみです。