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オーバーウォッチ2をプレイし始めて悩みとして多いのは、「感度設定」です。FPSゲームは敵にエイムを合わせて撃ち合うことで勝ち負けが決まりますが、その際に感度は非常に重要な要素になります。感度が合っていなければ自分のパフォーマンスを発揮できず、勝てる可能性があっても負けてしまうことになりかねません。

この記事では、オーバーウォッチ2の感度設定のやり方とエイム関連の詳細設定の意味やおすすめの感度、プロの感度を解説していきます。この記事を参考に自身の感度設定を今一度見直し、エイム力向上に役立てて頂けると幸いです。

【オーバーウォッチ2】感度設定のやり方

オーバーウォッチ_エイム感度
引用:Blizzard Entertainment

オーバーウォッチ2の感度設定は、メニュー画面の「オプション」の「操作設定」から設定できます。「操作設定」の中にある「一般」の「コントローラー」という項目の「水平方向の感度」「垂直方向の感度」「詳細設定」が感度設定になります。

デフォルトでは「水平方向の感度」が50、「垂直方法の感度」が15となっています。FPS経験がなく、自分に適切な感度がいまいちわからないという方はまず、「水平方向の感度」と「垂直方法の感度」を上げたり下げたりしてみて、撃ちやすいと感じたものでプレイしてみましょう。「水平方向の感度」「垂直方向の感度」は下げると遅くなり、上げると早くなります。初心者の場合はまず低めの感度に設定をしてみて、敵に照準を合わせられるように意識すると良いかもしれません。オーバーウォッチの初心者で基本を知りたいという方は「【Overwatch2】 初心者講座!基本を徹底解説」の記事も合わせてご覧ください。

FPS経験のあるプレイヤーは「詳細設定」にて細かく感度を調整することで、他FPSゲームと同じような感覚で撃ち合いができるようになります。「詳細設定」の項目を開くと「エイムアシスト強度」「エイム・スムージング」等のエイムに関する詳しい設定が可能です。この「詳細設定」では加速やデッドゾーンなどを変更できるため、FPS経験者はこちらで感度を合わせていくと良いかと思います。

自分で使用する感度を決めて、練習したいという場合はOW2 カスタムコードを使用して、専用のエイム練習カスタムを行うことをおすすめします。

【オーバーウォッチ2】詳細設定(エイム関連の設定)の意味

オーバーウォッチ_エイム感度_詳細感度
引用:Blizzard Entertainment

ここではオーバーウォッチ2のエイム感度に関する詳細設定の項目の意味を解説します。内容を理解しながら値を調整することで、より自分に合った感度を見つけやすくなる筈です。

・エイムアシスト強度

エイムアシストの強さに関する設定で、値を大きくするほどアシストが強くなります。エイムアシストは強い方が敵に照準を合わせやすくなるので基本的には100で問題ないかと思いますが、アシストが効きすぎてエイムしづらいという人は下げましょう。エイムアシストは不要だという方は0に変更すればアシストがなくなります。

・エイムアシストウィンドウサイズ

エイムアシストが効きはじめる距離に関する設定です。値が大きくなるほど遠い距離の敵にエイムアシストが効くようになります。FPS初心者は100で問題ありませんが、混戦時に色々な敵にエイムアシストが引っかかりやすくなる可能性もあります。精密な射撃の出来る上級者は少し下げた方が戦いやすくなるかもしれません。

・エイムアシストレガシー

オンにすると前作OWのエイムアシストになります。OW1をプレイしてきた人はオンにする方が手に馴染んだ感度でプレイできます。

・エイムアシストイーズイン

敵に照準が近づくにつれて、エイムアシストがどのように強くなるかという設定です。数値が低いとエイムアシストのかかり方は緩やかで、値が高いとエイムアシストがかかりやすくなります。値が高いとエイムしやすくはなるものの、敵が重なっている際に狙いたい方の敵に照準を合わせにくくなってしまうことも。好みが分かれる設定のため、デフォルトの50%のままで行いつつ、プレイしてみて変更してみましょう。

・エイムスムージング

照準の速度が0から最高になるまでの加速度に対する設定で、反応曲線のことです。0の場合は常に一定の感度で動きます。(最初から最速で動きます)この設定を上げることで照準が移動する時間に対して加速がかかるようになります。最速で振り向きをしたい場合は0、エイムをより精密に行いたい場合は少し上げると良いでしょう。

・エイムイーズイン

スティックの遊び幅(デッドゾーン)に対する設定です。この設定が高いとスティックの反応が鈍くなり、スティックを大きく倒す必要があります。0に近くなるほどスティックを倒した際の反応が早くなるため、低めの数値に設定しておくと直感的に操作ができます。こだわりの無い人であれば0で問題ないです。

・視点操作のX軸の反転、Y軸の反転

オンにすることでスティックを傾けた方向(X軸、Y軸)と照準の方向が反転するようになります。

・振動機能

オンになっているとコントローラーが振動します。振動するとエイムが定まりにくくなるため、余程のことが無い限りオフ推奨です。

・移動スティックの入れ替え

オンにすることで左スティックが照準の操作、右スティックが移動となります。

・スティック操作(レガシー)

オンにすると右スティックの上下が視点操作、左右が移動、左スティックの上下が移動、左右が視点操作になる設定です。特殊な設定なので基本的にはオフで良いです。

・照準テクニック

「デュアルゾーン」「指数ランプ」「リニアランプ」という3つの照準テクニックから選択します。「デュアルゾーン」はデッドゾーンが狭めでスティックを90%より小さく倒した場合は低感度、90%以上倒した場合は高感度になる設定です。精密なエイムをしつつも振り向きも素早く行えるバランスの良い設定です。

「指数ランプ」はデッドゾーンが広めでスティックを倒すほど視点移動が早くなります。他FPSゲームと似た感覚の設定なので、別のFPSゲームをプレイしている人におすすめです。

「リニア・ランプ」はデッドゾーンが狭く、感度が高めです。精密なエイムを行うのは難しいですが、振り向きなど咄嗟の反応に強い設定です。

・エイム感度の注意点

PC版とCS版がクロスプレイをする場合はCS版のエイムアシストが無効になります。CS版のプレイヤーはPC版の友人と遊ぶ際、いつもの感度と変わってしまうということは意識しておきましょう。

【オーバーウォッチ2】おすすめ感度は?【CS版】

オーバーウォッチ_エイム
引用:Blizzard Entertainment

オーバーウォッチ2をはじめたばかりの人はまず感度設定をどう変更すればいいか悩むと思います。ここでは、CS版のおすすめ感度をご紹介していきます。

こちらの感度を基準にしつつ練習場やカスタムマッチのハバナエイムでBOTを撃ちながら、少しずつ自分に合った感度に修正していくとより撃ち合いがしやすくなるでしょう。FPS初心者は敵に照準を合わせるといった動作から慣れる必要があるのでいきなり高感度にせず、低感度から少しずつ上げていくようにすると安定するかと思います。

最終的には、すぐに後ろに振り向ける感度に設定することをおすすめします。オーバーウォッチは後ろからフランカーが突然襲ってくるといった予期せぬ場面が多いため、どの方向にでもすぐにエイムを合わせることができるような感度にしておきたいです。

・水平方向の感度=60~80%
・垂直方向の感度=60~80%

・エイムアシスト強度=100%
・エイムアシストウィンドウサイズ=30~50%
・エイムアシストレガシー=OFF
・エイムアシストイーズイン=40%
・エイムスムージング=40~60%
・エイムイーズイン=0%
・照準テクニック=デュアルゾーン
・視点操作のX軸の反転、Y軸の反転=オフ
・振動機能=オフ
・移動スティックの入れ替え=オフ
・スティック操作(レガシー)=オフ

【オーバーウォッチ2】プロの感度【PC版】

オーバーウォッチ2のプロの感度も参考にしたいという方に向けてプロの感度もご紹介します。ちなみに、オーバーウォッチのプロはほとんどPC版で、キーボードマウスでプレイしてるため、PC版の感度の紹介となります。オーバーウォッチのプロはオーバーウォッチリーグという大会で競技を行います。オーバーウォッチリーグについて詳しく知りたいという方は「オーバーウォッチリーグとは?トークンや視聴報酬」の記事も合わせてご覧ください。

・Viol2t選手

Houston Outlawsに所属する韓国人プレイヤーのViol2t(バイオレット)選手はサポートロールを担当し、チームを勝利に導くスター選手です。Viol2t選手の感度は以下の通りです。

感度=5.00
ズーム中の相対エイム感度=33.00
DPI=800
ポートリングレート=1000
eDPI=4000

・proper 選手

San Francisco Shockに所属する韓国人プレイヤーのproper選手は「オーバーウォッチリーグ グランドファイナル 2022」にてMVP、新人賞、Damage Role Starsという3つの賞を受賞するほどの実力の持ち主です。proper選手の感度は以下の通りです。

感度=7.02
ズーム中の相対エイム感度=38.00(アッシュ:51.73%)
DPI=800
eDPI=5616

・ta1yo選手

日本唯一のオーバーウォッチリーガーで元プロ、現在はストリーマーとして活躍しているta1yo選手の感度は以下の通りです。

感度=1.83
ズーム中の相対エイム感度=40.00
DPI=1600
ポートリングレート=1000
eDPI=2928

まとめ

この記事では、オーバーウォッチ2の感度設定のやり方とエイム関連の詳細設定の意味やおすすめの感度、プロの感度を解説しました。

オーバーウォッチ2の感度は他FPSゲームに比べると高感度が推奨されています。それは、5VS5という比較的多い人数を相手に撃ち合いをするため、即座に振り向いて様々な方向へエイムを合わせることが重要なゲーム性によるものです。

とはいえ、いきなり高感度にしても照準を敵に合わせることが難しく、エイムが定まらなくなってしまいます。低感度からはじめて少しずつ慣れてきたら高感度にして自分の戦いやすい感度を探すことで、より上達できる筈です。おすすめ感度やプロの感度を参考にして、自分に合った感度を模索して頂けたらと思います。

オーバーウォッチ2感度のよくある質問(FAQ)

オーバーウォッチ2の感度はプレイする上で非常に重要な設定で、感度が合っていると合っていないとでは撃ち合いの安定感が大違いです。ここではオーバーウォッチ2の感度についてよくある質問をご紹介していきます。

オーバーウォッチ2の感度の変更方法は?

オーバーウォッチ2の感度の変更方法は、メニュー画面の「オプション」の「操作設定」から設定できます。「操作設定」の「一般」の「コントローラー」という項目の「水平方向の感度」「垂直方向の感度」「詳細設定」から感度設定が可能です。初心者の場合は「水平方向の感度」「垂直方向の感度」を自分に合ったものに変更するだけでもだいぶ感覚が変わるはずです。キャラクターの武器によって適した感度が違う場合もあるので違和感があった場合はキャラクターごとに感度を設定しましょう。

オーバーウォッチ2の感度は高感度の方が良いですか?

オーバーウォッチ2の感度はプロ選手などを見ると高感度が多いです。しかし、オーバーウォッチの初心者やFPSにまだ慣れていない人がいきなり高感度で練習をはじめても弾が当たらず、エイムが上達するのに時間がかかってしまうでしょう。最初の内は低感度ではじめて、少しずつ高感度に上げていく方が確実に上手くなれる筈です。FPS経験者は他にプレイしているFPSゲームの感度に近づけるように設定することをおすすめします。

オーバーウォッチ2の感度を試し撃ちする場所はどこが良いですか?

オーバーウォッチ2の感度合わせの場所としては「練習場」、カスタムマッチの「ハバナエイム」が良いです。「練習場」は気軽に入室でき、ロボット型のボットに照準を合わせる簡単なエイム合わせができます。ロボット型はヒットボックスが大きめなので、より実践に近いエイム合わせをしたい場合はカスタムマッチの「ハバナエイム」を利用しましょう。様々なヒーローが左右に動いてくれるため、エイムアシストのかかり方に関しても詳細に変化を感じることができるでしょう。ゲンジの手裏剣など銃ではない武器は少し特殊な動きをするため、実戦に行く前にこうした場所で練習をすることが重要です。